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岐阜県の郡上八幡の徹夜おどり!!

こんにちは。名古屋営業所です。
梅雨も明け、例年にも勝る猛暑日が続く日々が続いております。
夏の高校野球も続々と代表校が決まっている中、オリンピックも開催され、これまた熱い死闘が繰り広げられています。

今回は岐阜県郡上市で開催されます「郡上おどり」「徹夜おどり」を紹介したいと思います。

郡上おどりは、徳島の阿波踊り、秋田の西馬音内盆踊りと合わせて日本三大盆踊りとされています。
また、1996年には全10曲が国重要無形民俗文化財の指定を受け、2022年には郡上踊を含む「風流踊」がユネスコ無形文化遺産無形文化遺産に登録されています。
 
郡上おどりは「おどり発祥祭」から始まり、盂蘭盆会(徹夜おどり)を含む「七大縁日」や各町内の縁日など30夜以上繰り広げられるロングランとなっており、毎年訪れるファンも多く、2019年には約30万人が来場!!
これら「縁日おどり」でもおどり屋形が出され、お盆さながらの風情を醸し出しています。
郡上おどりにほれ込んだ観光客の中には、多くの人が参加する徹夜おどりよりもゆったりと踊れる縁日おどりに合わせて郡上を訪れるという傾向も見られるようです。
 

今年も7月13日(土)~9月7日(土)まで開催され、中でも8月13日(火)~8月16日(金)までの4日間は 徹夜で踊り明かす「徹夜おどり」。

現在は20時~翌朝4時、日によっては5時迄 ノンストップで踊り続けます。
クライマックスとなる夜明けには、賑やかなはずの踊り場の空気がピンと張り神聖な雰囲気をも感じることができます。
慰霊と供養のお祭りとしての側面を色濃く感じるこの瞬間は「徹夜おどり」の醍醐味です。
また、長時間踊り続けられるのは、単調さを避けた唄やお囃子が、緩急の妙を得ているのが理由です。
音頭取りと踊り子との唱和形式によって一体感が生まれテンポが速い曲で踊り全体を調子づけるなど、長時間楽しめるように工夫されているのです。
 
郡上おどりは誰でも、どんな服装でも気軽に輪の中に入り手や足を動かしているうちに踊れるようになるのも魅力。
大きな輪に入り三味線・太鼓・笛・唄囃子に合わせて踊ればきっと郡上おどりの虜になるでしょう。
 
曲ごとの免許状を発行!!
おどり上手の旅の方には「郡上おどり保存会」から免許状が交付されます。
会場では、毎晩21時ごろになるとその日の課題曲がおどり屋形に表示され、保存会員による審査が行なわれます。
「これは上手い!」という人にはその場で免許皆伝と記した木の札が渡され、それを踊り会場にある「郡上おどり保存会」の事務所へ持って行くと「正調 郡上踊 世久(よく)修得された事を証します」と墨字で記された立派なに交換されます。
交付される免許状は全8曲。すべて持っているという強者もいます。

郡上八幡城主青山氏の葉菊紋

「正調 郡上踊 世久(よく)修得された事を証します」免許状

私も子供の頃や社会人になった頃、浴衣を着て踊りに行っていました。

踊り好きな方は是非一度、行って踊ってみては如何でしょうか。また来年もと思うかも・・・。