地盤改良
基礎を補強するだけでは不十分な場合、地盤自体を丈夫にする方法があります。それが、地盤改良。地盤改良には基礎下の補強工事となる表層改良と深層改良の2種類があります。いずれも地盤調査のデータを基にしており、調査の品質が大事なことはいうまでもありません。
SANYUの地盤改良
SANYUでは、設立から34年間もの間、地盤と向き合い、多くの実績を積んでまいりました。その長い経験から、現在では地盤改良において『サンコラム』シリーズを中心とした施工方法を展開しております。
しかも、施工体制は常時50チーム以上が稼働しており、年間実績も5000棟と、日本国内でも有数の実績を誇ります。
『サンコラム』シリーズはSANYU独自の柱状改良技術となり、基本的な柱状改良工事となる『サンコラム』、そして、六価クロム非溶出型を使用する環境対応コラム『サンコラム-D(ドロコン)』、サンプリングによる全保証対応ローコストコラム『サンコラム-S(スーパー)』など、多様なサービスで皆様のニーズにお答えします。
地盤改良に関する工法・サービス
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- SSコラム工法
- SSコラム工法は、主にビルや店舗、住宅などの建築物や道路、橋梁、擁壁などの構造物の基礎を支える地盤改良工事に用いる工法で、セメント系固化材と水を混ぜ合わせrたセメントミルク(スラリー)を地盤中に注入し、原位置土と機械的に攪拌混合することにより地盤中の柱上の安定した均質な改良体(ソイルセメントコラム)を築造する工法です。
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特徴 SSコラム工法のは開発にあたっては、特に粘着力が強い地盤において発生し、改良体の品質がバラつく原因となる“土の共回り現象”(攪拌混合中に攪拌翼に土が付着したまま同時に回転することにより、未改良部分が残る現象)をいかに抑制し、ムラなく均一な攪拌混合を行うかに着目し、様々な実験を繰り返す中、攪拌混合中に共回り防止翼が土中に固定された状態をできるだけ長く持続することができれば、共回り現象の抑制効果が向上するという結論に至ったのです。そこで、本工法の攪拌装置では、攪拌混合中における共回り防止翼の固定力を高めるために、共回り防止翼を左右に張り出させ、さらにその両端に円柱上の鋼棒を上下両方向に突出させて取り付けることによって改良体外の摩擦抵抗を大きくし、その結果、“土の共回り現象”を抑制して極めて粘着力が強い地盤においてもムラなく効率よく攪拌混合を行うことで、よろいバラツキの少ない均質な改良体の築造が可能となりました。
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- サンコラム工法(柱状改良)
- 『サンコラム』シリーズはSANYU独自の柱状改良技術となり、基本的な柱状改良工事となる『サンコラム』、そして、六価クロム非溶出型を使用する環境対応コラム『サンコラム-D(ドロコン)』など、多様なサービスで皆様のニーズにお答えします。
サンコラム工法撹拌翼 意匠登録 第1435966号
従来の撹拌翼に比べ性能面が向上、最大25%のスピードアップが可能。 -
概要 SANYUの柱状改良には次のようなラインナップがあります。 - サンコラム
通常柱状改良 - サンコラム-D(ドロコン)六価クロム非溶出型を仕様する環境対応コラム
- サンコラム-S(スーパー)サンプリングによる全保証対応ローコストコラム
- サンコラム
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- ラビングコラム®工法(パイルド・ラフト)
- ラビングコラムは、従来の柱状改良や鋼管杭などの基礎工法に比べ、低価格で不同沈下を低減する工法です。
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概要 ラビングコラムは従来の柱状改良や鋼管杭などの基礎工法に比べ、低価格で不同沈下を低減する工法です。最新理論による優れた設計ソフトを使用して、緻密かつスピーディーに設計し、高い安全性と耐震性、低価格を可能にしました。 本数・深さが低減し、低価格! 最先端の設計技術を取り入れることにより支持力を高めながらも、従来の柱状改良よりも少なく浅い施工を実現。これにより、安価で高品質な施工が可能となりました。 不同沈下を低減! ラビングコラムはベタ基礎に杭を付加して支持力を拡大することで、沈下低減効果をさらに高めています。 地震時に振動が伝わりにくい! 支持杭の場合、支持層からの地震動が杭を通して建物へ伝えられるため建物が破損しやすいのに対し、ラビングコラムは支持層と杭が離れているので地震動が直接建物に伝わらず、建物の破損を軽減します。 基礎下の空洞発生が少ない! ラビングコラムは抜け上がりによる空洞や杭の破損が生じにくく、不同沈下の発生を最小限に抑えます。 建物のクラック発生が少ない! 最新の設計により優れた支持力を実現。ゆがみなく住まいを安定して支えるので、クラックの発生など、住まいのトラブルを最大限に抑止します。
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- クロスウィングコラム工法(柱状改良)
- クロスウィングコラム工法は独自に開発された攪拌ビット(PAT.P)により変動係数25%以下という高品質で安価な深層混合撹拌工法を可能にした工法であります。
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概要 クロスウィングコラム工法は独自開発の掘削攪拌気(特許申請)により土質に左右されずばらつきの少ない、安定した攪拌性能を実現しました。全国で多くの性能確認試験を行い、一般財団法人日本建築総合試験所において建築技術性能証明を取得しています。 メリット クロスウィングコラム工法は、多数の試験を実施した結果、小規模建築物においては、品質管理を下記のように緩和することが認められています。
- 配合試験を省略することができます。
- 品質検査はモールドコアで実施することができます。
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- くし兵衛工法(性能証明)
- セメント系固化材スラリーと地盤との攪拌性能を向上させるために、 共回り防止翼と、その上下の攪拌翼に鉛直方向の突起を複数設けたことを特徴とする。 低軸回転数、高速での施工を可能とするとともに、改良体の 品質の向上が大幅に図れます。
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概要 くし兵衛工法の掘削攪拌装置は、セメント系固化材スラリーと地盤との攪拌性能を向上させるために、 共回り防止翼と、その上下の攪拌翼に鉛直方向の突起を複数設けたことを特徴とするこの掘削攪拌装置を用いることにより、低軸回転数、高速での施工を可能とするとともに、改良体の 品質の向上が大幅に図れます。 特徴 従来工法(柱状地盤改良工法)と比べ、 - 高品質
- 高強度
- 時間短縮
- 低コスト
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- しん兵衛工法(合成コラム、性能証明)
- 柱状地盤改良工法の支持力は、その耐力による制約から、地盤の支持力が有効に発揮されておりません。本工法は、節付細径鋼管とソイルセメントコラムとの一体化を図ることで、地盤の支持力を有効に発揮させることを目的として開発しました。
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概要 柱状地盤改良工法の支持力は、その耐力による制約から、地盤の支持力が有効に発揮されておりません。
本工法は、節付細径鋼管とソイルセメントコラムとの一体化を図ることで、地盤の支持力を有効に発揮させることを目的として開発しました。従来工法(柱状地盤改良工法)と比べ、 - 高支持力
- 高耐力
- 残土減少
- 低コスト
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- サンライム工法(乾式表層改良)
- サンライムは、建物の基礎下の比較的浅い地盤の土と固化材(特殊セメント)を混合攪拌し、固化させ、強力な地盤を作ります。
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概要 サンライムは、建物の基礎下の比較的浅い地盤の土と固化材(特殊セメント)を混合攪拌し、固化させ、強力な地盤を作ります。 - 比較的浅い層の軟弱地盤に適応します。
- 荷重条件と地盤条件から、改良厚を決定します。
- 他工法に比べ施工日数が少ない。
- 当社開発のミキシングフォークを利用して、ムラのない混合攪拌を行ないます。
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- サンマッド工法(湿式表層改良)
- 本工法は現状土に水とセメント系固化材を、 混合してできる改良土を用いて構造物等の地盤を、 固化材の添加量などを調節することにより必要な 強度を任意に設定できる工法です。
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サンマッド工法《マッドソイルセメント工法》について 特徴 設計 - 表層改良(乾式)にくらべ高い強度がえられる。
- 硬化前は流動性を持つので、狭い空間にも容易に充填できる。天端調整が容易。
- ラップ施工による柱状改良にくらべ工期が短くコストが安い。
日本建築学会「建築構造設計指針」に基づき地盤の長期許容支持力度を決定する。 配合基準の決定は事前に土を採取の上、室内配合圧縮試験の結果のより決定する。 施工 水/固化材比、注入率、調整含水比による施工管理を実施する。
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- ピュアパイル工法(性能証明)
- ピュアパイル工法は、セメントミルクを地中でそのまま柱状に固化させるため、地盤種別によらず、いつでもどこでもどんな場合でも高品質で高支持力を発揮する安心確実の戸建住宅用、杭状地盤補強工法です。
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概要 ピュアパイル工法は、セメントミルクを地中でそのまま柱状に固化させるため、地盤種別によらず、いつでもどこでもどんな場合でも高品質で高支持力を発揮する安心確実の戸建住宅用、杭状地盤補強工法です。
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- 薬液注入工事
- お客様のご要望によって、沈下修正・遮水工事・液状化防止・地盤補強など幅広いご要望にお応えします。
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概要 サンロック工法は耐久性に優れた2種類の薬液を混合注入して、住宅地盤の支持力をアップ、沈下防止、振動低減、沈下修復を行ないます。
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- GRR工法(審査証明:シート補強)
- GRR工法は、建物荷重で発生するシートの張力により建物荷重は分散され、シートのハンモック効果により地盤沈下や不同沈下が抑制されます。
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概要 GRR工法は、建物荷重で発生するシートの張力により建物荷重は分散され、シートのハンモック効果により地盤沈下や不同沈下が抑制されます。 特徴 - 施工管理が目視でできるので確実。
- 施工深さが浅く済むので文化財埋蔵地域に向く。
- 狭い場所やアプローチに段差がある地域でも施工可能。