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液状化した家の多くはどうして鬼門の方角に傾くのか?

東日本大震災で液状化被害を調べてみますと傾いた方角は不思議と北東(鬼門)の方角が多いのに驚かされます。

これを解明してみますと次のようになります。

 

液状化が発生すると基本的には建物の重い方向に傾きます。

均等荷重であれば隣の家に近いところが傾きやすくなります。

これは地中に伝わる荷重が重なり影響を受けるためです。

 

二階が偏心する場合は日当たりなどを考慮して比較的北東方向になることが多いこと。

敷地内の建物配置は広さに余裕があれば庭や日当たりを考慮して敷地の北側に配置されることが多いことから、隣地の建物と北側で近くなりやすく、地中応力が干渉しやすくなります。

これらにより、液状化した場合は、北東に傾きやすくなるのであります。

 

昔から鬼門の方角に注意して建築することを戒められていましたが、まさに液状化についてもあてはまることに驚かされます。

 

 

 

 

 

 

千葉県での被害例

日本建築学会大会資料(2012.9)より