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今さら聞けない佐賀地盤の話

佐賀平野は世界でも有名な軟弱地盤地域です。

筑紫平野は、白石、佐賀、筑後、北野の各地域に便宜上分けられます。

住宅地盤としては、佐賀、白石と西へ行くほど軟弱地盤です。

 

この地域は昭和時代から住宅の沈下には悩まされ松杭や井桁基礎などが行われていました。

運よく均等に沈下すれば問題ないケースもありますが、新しい盛土の荷重や、建物の偏荷重で不同沈下になるケースも多いです。

近年は、摩擦によって支持する柱状改良の実績が多くなっています。

上部10m前後の粘土は含水比100%を超え非常に軟弱で、沈下も大きく、下部の粘土は、含水比が低くなり強度も増加し様相が異なっています。

したがって柱状改良の摩擦支持はこのあたりの土質特性を利用して実施するとうまくいくようであります。

 

とにかく摩擦支持工法は沈下予測をきちんと行うことが重要です。

一方、支持工法では、盛土が新しいと年々抜け上がりによる基礎下の空洞や階段配管の障害などといった事例が見られるので支持工法といえども沈下予測とその対応が重要です。

 

最近話題の竜巻についても2004年に佐賀地域では被害がありました。

竜巻は山地から離れた、だだっ広いところで発生しやすいようですので地形との関連があるようです。