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技術者集団!三友土質エンジニアリングのエンジニアによるブログ

6月 11th, 2012

今さら聞けない岡山の地震の話

岡山の地震の特徴は、 ○昭和南海地震では、笹が瀬川より東では液状化が発生 ⇒液状化で不同沈下はするが倒壊は少ない。(免震効果があった?) ○安政東海・南海地震では倉敷から岡山にかけて液状化が発生。 ⇒昭和の戦後にできた干拓地(藤田、七区他)では他にくらべ震度1~2でもよく揺れるが、粘土地盤であるため液状化は少ない。 したがって、軟弱地盤に建っている昭和以前の建物で 無改良のものは倒壊の恐れがあるので耐震診断を行ったほうが良いです。 万一、東南海地震が来ると、平成以降に建築された住宅で、表層改良や柱状改良したところは、改良していない場合より揺れは減少すると思われ、揺れによる倒壊は少ない?   ただし、液状化の調査検討については、住宅では当時行われていないので、所々、液状化し沈下するところがある。   小口径鋼管杭は液状化しても建物は下がらないが、地盤は下がる為、基礎下に大きな空洞が発生するなど、東日本大震災の際に浦安のマンションでの例があります。 市内でも古いビルで3階建ての建物では、べた基礎で建てられたところがあるので、液状化で大きく傾くケースが出ます。   阪神大震災以前のビルは基礎地盤を含めて耐震診断の必要があります。