三友土質チャンネル

技術者集団!三友土質エンジニアリングのエンジニアによるブログ

4月, 2012

茨城営業所開設のお知らせと「いまさら聞けない茨城地盤の話」

茨城県で、軟弱地盤が深いところとしては、土浦、霞ヶ浦近辺です。 スウェーデン式のサンプリングでは含水比100%(注)を超えることもあり、不同沈下が発生することがあります。   (注)含水比とは、土の中の水の重さと土粒子の重さの比。 100%とは水の重さと土粒子の重さが同じであること。 一般に60%を超えると軟弱な粘土と言われます。       対策として支持地盤で支えるばかりでなく、弊社のラビングコラムで安価で安全に対応させていただきます。   筑波、守谷などの台地では、地盤が比較的良さそうですが、地表面の数メートルは試験をしてみますと弱いところが多くみられ、コラムなどの補強が実施されています。 またこのような地盤では、交通振動の揺れが気になるケースもあり、振動対策の相談を受けることがあります。   神栖、鹿島周辺は、昨年の地震で、液状化の被害が多く発生しました。 これは砂地盤のため住宅地盤としては良好と判断されていたため、ほとんどベタ基礎が実施されたためです。   今後被害があった地域では、調査時に液状化判定を行うことが重要です。 液状化対策としては、杭で支えるか、コラムを多く打つなどで対応可能です。 茨城県は関東営業所において以前から多くの実績がありますので、さらなるご愛顧をよろしくお願いします。      

スウェーデン式サウンディング試験で10mでやめてしまっても大丈夫!?

地盤調査を行う調査法はいくつかありますが、安価で早く調査できることから、スウェーデン式サウンディング試験(以下、SWS試験)がよく利用されています。   SWS試験では、調査深度は10mで終わっていることがほとんどです。(10mまでに支持層があるものは別です。)   これはSWS試験のJIS規格(JIS A 1221)の適用範囲に「深さ10m以内の軟弱層の静的貫入抵抗を測定するもの」とあるため、ほとんどの場合が、最大10mで終わっています。 SWS試験では、貫入深さが大きくなるにつれてロッド(棒部分)での摩擦の影響が大きくなってくるので、多少過大に出てしまうためです。   改良工事での検討上おおよその支持層の位置が必要なため、弊社では調査地点の中心(もしくはいずれかの1点)で支持層まで調査を行っています。  

社長挨拶

初めまして、株式会社 三友土質エンジニアリング 社長 齋藤と申します。   弊社は、昭和60年9月に設立し、今期で28期目になります。 これもひとえに皆様のおかげと感謝しております。   私は、2代目でまだまだ未熟なところがありますが、社員及び周りの皆様に助けられ頑張っているところです。   このたびコラムニストとして会社ブログを始めました。 地盤に関する豆知識・社員の素顔など、情報を発信していきますので ご期待ください。

地盤屋から見た良い宅地とは??

今ほど住宅の地盤が見直されていることはいまだかつてないと思います。 我々、地盤屋から見た良い宅地とは、概略次のようになります。   1.財産面・・・液状化や土砂災害、洪水、土壌汚染のないところが理想。 2.健康面・・・風通しや採光がよく交通振動のないところが良い。 3.安全面・・・土砂災害のないところ。   それでは地形的に言えばどうでしょう? ①平野部などの低地では、盛土などを行い周囲より小高いところが良いとされ、 沈下や液状化に対して地盤強化されたところ! ②丘陵地の傾斜地では、地震を考慮した地滑りの心配のないところ! ③小高い丘の上の地山がベスト! 以上は、地盤屋の独り言です。   これから土地を探す方の参考になれば幸いです。